石礫とコンテンポラリーアート

瘉ラギ

− yuragi −

点在する何物でもない石 そこで朽ちゆく石
何者かがそれを手にした時 何物かに為る石
石礫と人間を繋ぎ 双方の潜在性を形象したオブジェ
誰かの日日に佇み 心が鎮む 製作活動

Pointless stones are dotted.
When someone picks up the stone, it has meaning.
It is a work that combines energy hidden in both matter and human beings.
It is a contemporary art that stands in someone’s mind and calms them down.

施術をしながら湧き出たデザインに
石の特異性を当て嵌め製作しております。
そっとその場に佇み 空間を均一的に調和するように
石の新たな在処を展開していきます。

製作物

廻り

− meguri −

朽ちゆく石は何者かに染められ生に帰す
地から人へ 人から人へ 在処を廻る石 流転輪廻
ゆくりなく廻り合わせた二つ石
幾年も廻りゆき その果ては何処へ辿り着くのか

上部のサーキュレータースリーブを回転させると 
石の印象が変わります。 廻りまわる表情をお楽しみ下さい。
木枠サイズ約:縦15 横15 幅3(cm)
未定:展示場所